MT4の概要

基本構文はC言語に近く注文処理やレート値の取得など、FX独自の動作が標準関数で存在するため、プログラム経験のあるエンジニアであれば、簡単に自動売買ができます。

またMT4(正しくはコンパイルした後のEA)は、他の人でも利用が可能なため、開発されたMT4を手に入れれば、プログラム経験がない方でもFX自動取引ができます。
(我々FRINXの開発したMT4は今後公開予定のため、しばらくお待ちください)

MT4を利用せずともPython等で独自開発して取引画面の動作を自動化することも可能ですが、気づくと処理が止まっているなどエラーハンドリングだけで非常に時間がかかります。
MT4は圧倒的に動作が安定していて、情報も多いため使わない手はありません。

またMT4には各通貨ペアの過去チャートも組み込まれていて、簡単にバックテストができます。
MT4を知らないときは、手動で過去チャートからロジックが勝てるか計算したり、実際に取引を数ヶ月試して取引ロジックを検証したりしていたので、ワンクリックでバックテストができるのは感動でした。

MT4の構成図

MT4を動かすお勧め環境

色んなレンタルサーバ業者がいますが、GCP(GoogleCloudPlatform)を利用することをお勧めしています。理由は下記の3つです。

  1. GCPは世界中にインスタンス(仮想サーバ)があり、各FX会社のサーバがある近くで取引ができる
  2. GCP初回利用は$300まで無料でインスタンスが使い放題
  3. 土日など取引をしないときは、インスタンスを落としておけば価格を削減できる

GCP上にWindowsサーバを立てて、MT4を稼動するのは慣れれば10分程度でできます。手順は今後作成して、公開します。
(AWS好きな方は、AWSでも構いません)

MT4のお勧め書籍

私は元々C言語の経験があったため、サンプルプログラムを動かしながら、入門編と実践編を1週間程度で読破しました。

(入門編)

(実践編)

同じ著者で最新のMT4バージョンに対応したものも発売されているようです。
私は以前の本だけで十分でしたが、もしMT4バージョンの問題で動作に問題があれば、下記も読んでみてください。いずれもAmazonUnlimitiedで無料で読めます。

(最新MT4バージョンへの対応版)