最初は、このサイトを読むために必要な用語だけを記載しておきます。
徐々に用語を増やして、検索機能もつけていきます。

Open、Close

現物株であれば株を買って取引開始、株を売って取引終了となりますが、FXは買いと売りのどちらからでも取引が開始できます。
どのため取引開始することを「ポジションをOpenする」といい、取引終了することを「ポジションをCloseする」といいます。

Spread、Bid、Ask

「Spread≒手数料」です。ポジションをOpenした瞬間、Spread分損します。
「Bid」と「Ask」はSpreadを考慮したレートで、BidにSpreadをプラスするとAskになります。

補足
BUYでOpenするとASKの値を利用、BUYをCloseするとBidの値を利用
SELLでOpenするとBidの値を利用、SELLをCloseするとAskの値を利用

Pip

通貨ペアによって桁数が異なります。例えばUSDJPYとEURUSDでは小数点が2桁異なります。
桁数がズレているとどれだけ損益が出ているかわかりづらいため、この単位を合わせるためにPipという単位を利用します。

通貨ペアによって誤差はあるのですが、10,000通貨でOpenしている状態で1pips動くと大よそ千円の損益になると覚えておくとわかりやすいです。

約定時間

取引をOpenするときの処理を「約定」と呼びます。
FX会社によって約定時間には差があり、この時間が長いと約定の前と後でレートが変る可能性が高まり、注文レートとは別のレートで約定してしまうことになります。
よって、約定時間が短いほうが良いFX会社といえます。
※FX会社の約定時間の比較はこちら

スリッページ(Slippage)

約定処理をしているときに、レートがどれだけ動いたかの値です。
FX会社によっては許容スリッページを設定でき、想定以上レートが動いたときには約定処理をキャンセルすることができます。
※許容スリッページが設定できるFX会社はこちら

レバレッジ

口座に入っている資金に対して、何通貨取引できるかの倍率です。
日本は25倍固定、海外では100倍~1000倍のFX会社が多いです。

口座に10万円入っていて、1ドル100円の場合、10万円÷100円/ドルでドルを1000通貨購入することができます。ただ、1000通貨では1pip動いても100円の損益にしかなりません。

レバレッジが25倍であれば10万円で25倍の25,000通貨まで購入ができ、1pipで2,500円の損益になります。さらに100倍、1000倍ではさらに大きな損益を産み出すことが可能です。

StopLossが小さく安定的に勝てるロジックが作り、レバレッジの高いFX会社で取引をすれば、少ないで大きな損益を産み出すことが可能となります。

SWAP(スワップ)

ポジションを保持したままでも、通貨の金利差で、利益もしくは損失が発生します。
例えばUSDJPYではUSDのほうがJPYよりも金利が高いため、BUY(つまりJPYでUSDを購入)の場合には金利がプラスで利益が出ますし、SELLはその逆(USDでJPYを購入)なので、金利がマイナスで損失が出ます。図での説明は「FXの基本情報」を参照

SWAPの確認方法と計算方法はこちら↓

MT4の「MartketWatchウィンドウ」から 確認したい通過ペアを右クリックし、 「Specificationを選択」

「Swap long」は買いでOpenした場合のSWAP値、「Swap short」は売りでOpenした場合のSWAP値

 

 

SWAP値
SWAP値は1年間Openしたままの場合に、金利差で何%損益が出るかを表す。
<例>1ドル110円で1万通貨分ドルを買った場合
110円×1万通貨×SWAP(5.31%)÷365日 = 160円(1日あたりプラスになる)
注意事項
SwapTypeが 「Percentage term」の場合には上記の計算になりますが、SwapTypeが 「inpoints」の場合には計算方法が下記のように変わります。
取引通貨量× 最小価格変動値(1/10乗数(桁)) × スワップの数値 = 〇円(1日あたりのSWAP値)
<例1>
1ドル110円で1万通貨分ドル(USDJPY)を買って、SWAP値が10pointsの場合
1万通貨×0.001×SWAP(10point) = 100円(1日あたりプラスになる)
<例2>
1ドル110円で1万通貨分ドル(EURUSD)を買って、SWAP値が8pointsの場合
1万通貨×0.00001×SWAP(8point)×110円 = 88円(1日あたりプラスになる)

指値注文と逆指値注文

どちらも注文の予約をすることを意味します。
指値は今よりも有利なレートでの予約、逆指値は今よりも不利なレートでの予約です。
有利なレートで予約すればよいように思えますが、実際にはチャートの動きを予想して、今よりも上にいくか下にいくか、その後は同じ方向に動くのか逆に動くのかを当てることになります。
予約したレートにならなければ、注文をキャンセルすることもできます。


バックテスト、フォワードテスト

バックテストとは、取引ロジックが過去のチャートにおいて、どのくらい勝つかを検証すること。フォワードテストとは、取引ロジックを実際に一定期間動かして、結果を検証すること。

バックテストだけでなく、フォワードテストをする理由は3つあります。

    1. 過去に最適化したロジックになっていて、未来では負ける可能性がある。 (前述したStopLossの値が大きい場合には特に重要です)
    2. バックテストを1分足のレートで実施しても、1分以内の細かいレートの動きがわからないため、数秒から数分の短期売買ロジックでは、バックテスト結果を信用できない。
    3. 約定時間やスリッページ設定やSpreadなど業者の特徴は、実際に取引してみないとわからない。

特に3点目の観点をしっかり確認する意味ではデモ口座ではなく、
本番口座で小さい通貨数で取引してみることをお勧めします。
約定時間やSpreadはデモ口座と本番口座で違いがあるFX会社も多くあります。

 

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